イオン液体接点ポテンショメータの研究開発とそのウエアラブル機器への応用
研究責任者 |
小西 聡 立命館大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | ヒューマンインタフェースにおけるモーションキャプチャセンサとして、ポテンショメータは有望なものの1つであり、装着性向上、アレイ化対応等が期待されている。本研究は、従来ポテンショメータの抵抗皮膜部位にイオン液体を導入し、大幅な抵抗力低減、耐久性向上を図った。液体接点の実現に関しては、イオン液体のセンサ内部への導入、封止技術の向上に取り組んだ。MEMS、μTAS技術による接点部周辺の機構の小型化についても取り組んだ。さらに、ポリマー製材料やチューブ形状の採用による柔軟化を進め、装着素地への埋め込み、ワイヤレス化等ウエアラブル化への試行を実施し、センサの小型化を推進し、ウエアラブル機器への展開につなげる成果を挙げた。
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