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積層造形による環境に優しい曲げ加工用樹脂中子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 住岡 淳司  富山県工業技術センター, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要アルミ押出形材の試作品など一品物のアール曲げ加工時、潰れ防止のため挿入する中子には、低融点合金が使用され、形材への流し込みと加工後の溶融回収が行われている。このため加工時のエネルギーコスト、有害金属系外溶出防止の環境対策コストも大きい。これに対し、中子を樹脂に代替し、形材断面図面データから迅速に成形できる樹脂粉末積層造形技術を活用して、多様な曲げ加工要求に短納期で応える環境に優しい曲げ加工用樹脂中子の成形技術の開発を行った。結果、中子の耐久性と製品のアール曲げ加工において若干の課題が残されたが、十分な生産効率の向上とコスト削減に貢献できる可能性があることがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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