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テラヘルツ分光分析を用いた同族繊維の識別法開発に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 倉林 徹  秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究はテラヘルツ分光法を用い、衣服等の原料となるセルロース系同族繊維の識別方法を開発し、新規かつ信頼性の高い品質表示の鑑別法を確立することを目的とし研究開発を行った。対象となる繊維種は近年その偽装表示が問題化しつつある植物由来の再生繊維維である。各種繊維のテラヘルツ分光分析を定量的に行うため、まず、セルロース由来繊維を粉体に加工する最適な凍結粉砕条件を実験的に見出した。粉体化した各種繊維を用い、ポリエチレン粉末を基材とし5~7wt%のペレット状試料を作製し、これらをテラヘルツ分光分析することにより各試料の識別が可能となることを確認した。さらに取得したスペクトル情報に対して、多変量解析(主成分分析およびクラスター分析)を試験的に実施し、繊維種識別状態の可視化および定量化を試みた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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