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癌のプロテオミクスにおけるバイオインフォマティクスを用いた高精度解析手法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 石野 洋子  山口大学, 大学院技術経営研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本探索研究では、癌のプロテオーム解析の精度向上を目標に掲げた。近年、大規模なプロテオミクスでは、液体クロマトグラフィーと質量分析を組み合わせた測定方法(LC/ESI-TOF MS)で発現タンパク質由来のペプチドを網羅的に測定することがよく行われる。本研究では、LC/ESI-TOF MSによるプロテオーム解析の精度向上を第一目的とし、質量分析測定後のタンパク質同定の際に、インフォマティクスで理論的・計算的に誤差を較正し同定精度を上げる包括的な誤差較正法を新たに提案した。微生物のLC/ESI-TOF MSプロテオームデータを取得し、提案手法を用いてデータの較正を行ったところ、99%のMS/MSペプチドの測定誤差が±15ppm以内に収まるという効果を確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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