ダイナミック心臓CT画像を用いた心筋血流様態の解析
研究責任者 |
檜垣 徹 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | ダイナミック心臓CT画像を用いた心筋血流様態を精度よく解析するための検討および開発を行った。従来から用いられている最大傾斜法は、絶対的な精度は高くないものの、病変検出能としての最低限の性能は担保されることがわかった。より高精度なPerfusion解析を行うために、全身の血流をシミュレーションするソフトウェアを新たに開発した。これを用いてPerfusion解析ソフトウェアの精度検証を行った結果、既存のソフトウェアでは正確な解析を行うにはモデル化が不十分であることがわかった。改良した解析ソフトウェアの開発は研究期間内には行えておらず、今後、ソフトウェア開発元の企業と共同で研究開発を行う。
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