研究責任者 |
元祐 昌廣 東京理科大学, 工学部第一部機械工学科, 講師
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本課題では、申請者が開発したマイクロ流路内微小懸濁物質の濃縮・分別技術を、金属ナノ粒子の高精度ハンドリング技術へ応用するための技術移転可能性について検証を行った。ナノ粒子ハンドリング用に開発したマイクロデバイスを用いることで、液中に分散したナノ粒子の局所濃度を、交流電界が誘起する流体力を駆使して3次元濃縮することができ、また同様に分別することが可能であることを示した。性能試験の結果、数十nmサイズの金属ナノ粒子を100倍以上に濃縮できることが明らかとなり、液中での高精度アライメントやパターニング、バイオセンサーへの応用が可能であることを示した。
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