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腎生検確定診断用自動観察電子顕微鏡の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金丸 孝昭  九州大学, 九州大学病院, 技能職員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本申請では、深紫外光を利用したアブレーションに着目し、電子顕微鏡にブロック試料を装着し、電顕で観察しながら試料表面を10~100nmの深さで非接触・高速・大面積切削が可能な診断手法を提案した。新開発の深紫外フラッシュランプ(ウシオ製)でのソフトアブレーションを実現するための研究を行ったが、パワーが弱く使用不能であった。そこでエキシマレーザー(米国製)を用いた装置を試作し実験に供した。結果、一例を挙げるとレーザー1ショットで19nmの深さ、1mm×1.5mmの広さで掘削しながらハムスター腎臓の連続断面を撮影することに成功した。これらの成果により腎生検確定診断用自動観察電子顕微鏡の実現に目途が付いたと判断された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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