研究責任者 |
片山 建二 中央大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 微量の試薬を用いて小さな器具で行うマイクロスケール実験は、中高生向けの実験化学方法として注目されている。廃試薬の低減、危険の回避、比較実験の容易さ・必要なスペースの小ささなどの利点があり、各自で実験を行えるため理解度向上が期待されている。しかし、その有効性にもかかわらず、この実験を大学・大学院向けの教育的実験として利用されている例はなかった。A-STEP事業により大学物理化学教育にむけたマイクロスケール実験シリーズの大学への導入に続き、本課題では、企業ニーズの高い化学工学実験をシリーズ化することで、企業現場のエンジニアの再教育・工学系化学専攻の大学教育に適用可能な実験的教育素材を開発した。
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