非線維性VI型コラーゲンを含む生体吸収性ナノファイバーを用いた神経再生用ガイドチューブの開発
研究責任者 |
横山 茂 金沢大学, 医薬保健研究域 医学系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | I型コラーゲン(Sigma type 6)と生体吸収性人工ポリマーの混合溶液から、配向性をもたせたナノファイバーシートを作製し、別の生体吸収性人工ポリマーから作製したナノファイバーと組み合わせて、細胞培養液中での易融解性を抑制した。また、神経系培養細胞の生着性も確認した。さらに、このシートをシリコンチューブの中に詰め、神経再生用ガイドチューブの試作モデルとした。今後、このチューブを神経損傷動物モデルに装着し、再生誘導性を検定するとともに、企業との共同研究を継続して材質および性能を改善する。
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