1. 前のページに戻る

結晶性制御技術を用いたジルコニアセラミックスへのアパタイト薄膜成膜技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 尾関 和秀  茨城大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要歯科インプラント治療は年々普及し、近年、従来のチタン材料に加え、審美性に優れ、メタルフリーが可能なジルコニア材料が欧米を中心に注目を集めている。ジルコニアは生体不活性で、表面粗さ処理が困難なため、骨との結合を高めるためにはハイドロキシアパタイト(HA)のコーティングが有望である。研究代表者らは2003年にスパッタリング法によるチタンへのHA薄膜の水熱結晶化技術を開発し、HA薄膜インプラントへの実用化を図った。本研究では本技術を活用し、ジルコニアへのHA薄膜コーティング、水熱結晶化処理を行う。また、課題であるHA膜のジルコニア基板との付着強度を向上させるため、傾斜型中間層を設け、本コーティング技術の確立を図る。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst