酸性化ポリエチレンイミンによる低コスト・高効率遺伝子導入方法の企業化
研究責任者 |
福本 泰典 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 遺伝子導入は癌、発生・分化、免疫、神経科学等の今日の分子生物学的研究において欠くべからざる必須の基礎技術であるばかりでなく、遺伝子治療などにおいても重要な基礎技術である。現在市販されている遺伝子導入試薬は高効率の遺伝子導入を可能にするが、非常に高価でありそのコストがしばしば研究活動の妨げとなる。そこで高効率の遺伝子導入を可能にし、しかも低コストで利用できる遺伝子導入試薬の開発には分子生物学的研究に取り組む研究者の間で大きな需要がある。今回我々は酸性化ポリエチレンイミンによる低コスト・高効率遺伝子導入法を確立したので、その実用化にむけた研究開発を行った。期間内に予定していた実施項目を遂行し目標を達成した。
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