研究責任者 |
内山 知実 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 渦輪の渦運動により気泡を巻込んで気泡群を生成し、併進運動により輸送する技術を開発した。生成される気泡群の体積を渦輪体積の5%~50%の範囲で実現する目標は、ほぼ達成できた。生成時の80%の体積を保持したまま、渦輪直径の2倍~10倍の距離を輸送する目的を立てたが、それぞれ60%および5倍の結果となり、目標達成には及ばなかった。また、実験結果を補完する気泡運動と渦輪挙動に関するシミュレーション結果が求められ、目標通りのシミュレーションによる成果が得られた。今後は、生成と輸送に及ぼす気泡直径の影響を調査し、様々なサイズの気泡に適用可能な装置の開発を目指す。
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