マイクロRNAの発現制御予測プログラムによるin silicoアッセイの開発
研究責任者 |
田口 善弘 中央大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 疾患や発生など広範な生物プロセスに大きな影響を与えていると思われるmicroRNAの活性を、標的である転写物の発現から逆推定するという当初の目標に対して、microRNA標的特異的なプロモーターメチル化という現象を見出し、また、この現象がmicroRNA標的遺伝子の転写物の発現の変化に大きな影響を与えているという新たな発見をしたことで大きく前進した。直接、microRNAの活性評価をすることには到達出来なかったが、今後、今回発見したmicroRNA標的特異的なプロモーターメチル化による標的遺伝子の発現量制御という現象を考慮することで将来的に同目標の達成は可能であると思われる。
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