バイオガスSOFC用燃料極の流路加工技術に関する研究
研究責任者 |
古田 祥知子 佐賀県窯業技術センター, ファインセラミックス部, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | バイオガス直接供給型SOFCは、次世代の高効率燃料電池として有望であるが、燃料ガス入口側で集中的に生じるメタン改質反応の強い吸熱効果により電解質材料に熱機械的ダメージを与えるという問題がある。これまで我々は、バイオガスの拡散性と温度分布を制御可能な流路付新規燃料極材料を開発し、500時間の安定動作を確認しているが、さらなる高性能化を目指して流路付セルの加工精度を向上させる必要があった。 本研究では、流路付新規燃料極材料の開発において、流路形成における成形・加工プロセスを精査し、精度を高めることで、スタック化への展開可能な流路付セルの製作が可能となった。
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