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DNAポリメラーゼのdisplacement活性(鎖置換活性)の増強による二本鎖DNA複製系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松井 郁夫  独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本提案ではDNAプライマーゼとMCMヘリカーゼを共存させることによりファミリーB DNAポリメラーゼ (PolB)の鎖置換活性を高め、化学合成プライマーに依存しないLeading鎖とLagging鎖の同時合成系を開発することを目的とした。精製されたMCMヘリカーゼには3か所の点突然変異が含まれていた。しかし、耐熱性のATPase活性を保持し、微弱な3'→5'方向性の巻き戻し活性が検出された。5'FITC蛍光標識化プライム化基質にDNAプライマーゼ(PriLS)、変異MCMヘリカーゼ、PolB、PolDを加え、共同でDNAのLeading鎖とLagging鎖の同時合成を行わせた。その結果、蛍光標識プライマーの明らかな伸長を確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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