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中枢薬開発を革新する次世代in vitroヒト血液脳関門モデルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 降幡 知巳  千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究の目的は、汎用性が高くかつ中枢薬候補のヒト脳内移行性を高精度に予測する、次世代in vitroヒト血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)モデルを開発することである。本研究ではまずBBBモデルの実体を成すヒト不死化脳毛細血管内皮細胞を作製し、続いてその機能を向上させるヒト不死化アストロサイトも作製した。これら細胞は高い増殖能とともに高い分化形質を示した。ここに現在作製中のヒト不死化ペリサイトを組み合わせることにより、次世代ヒトBBBモデルの基盤が確立する。今後、製薬企業や学術機関における中枢研究者との共同研究を推進することにより、治療薬開発の促進に有用なヒトBBBモデルが確立すると期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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