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デザインされたスーパー変異体酵素を応用する携帯型尿酸センサの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 日び 隆雄  福井県立大学, 生物資源学部/生物資源学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ペルオキシダーゼを固定化したフェロセン練り混みカーボンペースト電極(PO-CPE)は、オキシダーゼの固定化電極として血清中の成分の定量に優れた特性を示す。PO-CPE上にウリカーゼを固定化した電極を作製した。尿酸の定量行ったところ、野性型酵素固定電極に比べ、超耐熱型好冷性変異体固定電極を用いた場合は温度変化に対する感度変化が抑えられ、室温環境下の測定でバラツキを小さくする上で有利な性質を示した。2~18 mg/dl尿酸を含む標準試料溶液について測定したところ、直線的な応答を示し、実用的な感度を持つことが示された。予定していた開発目標をほぼ達成できたことから、チップ型センサ構築のための予備検討についても追加実施した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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