大気圧非平衡プラズマを用いたコア/シェル型シリコンナノ粒子の高速・精密合成法の開発
研究責任者 |
内田 儀一郎 九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究では、リチウム(Li)イオン電池の高容量化を実現可能なコア/シェル構造シリコンナノ粒子膜の高速成膜を実現することを目標とした。この目標に対し、高圧ダブルプラズマCVD法を用いて、SiCナノ粒子の高速生成に成功した。また、SiCナノ粒子膜を用いて実際にLiイオン電池を試作した。その結果、従来型のグラファイト負電極Liイオン電池の約10倍の3000 mAh/g以上の初期容量を得た。また、10回の充放電後も3500 mAh/gを維持し、極めて良好なサイクル特性を達成した。
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