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カルボサーマル反応を用いた固体高分子形燃料電池用複合金属酸窒化物触媒の低コスト合成と高性能化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 千坂 光陽  弘前大学, 大学院理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell, PEMFC)カソードにおける非白金触媒である、ハフニウム酸窒化物担持カーボン(HfOxNy-C)のHfサイトに複数の異種金属元素を置換導入した。Hfよりも価数が低いAlを置換導入することにより活性は向上し、置換導入量に最適値20 atm%が存在することを明らかにした。本触媒はアメリカエネルギー省が推奨する20,000サイクルの加速劣化試験後も、安定に活性を示した。Hfとチタン(Ti)の複合金属酸窒化物触媒における活性なサイトを解明するため、TiOxNy触媒もカルボサーマル反応を利用して合成した結果、0.4 A g-1の質量活性がpH=1の可逆水素電極電位(Reversible Hydrogen Electrode, RHE)に対し0.8 Vの電位で得られた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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