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シリコンナノシートを利用したπ電子系の集積と有機電子材料への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大下 浄治  広島大学, 工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ケイ素架橋したπ電子系骨格は、最近興味が持たれておりされており、有機電子デバイス・センサーなどの分野で、π電子系との間の軌道間相互作用(σ-π共役)を利用した新しい機能分子設計による材料開発が注目を集めている。本研究では、シリコンナノシートを架橋ユニットとして高濃度で機能性π電子系を導入し、σ-π共役とともにπ電子系間のスタッキング、およびナノシート内でのσ共役を利用することで、これまでにない材料設計を確立することを目的とした。このため、拡張したπ電子系としてナフチル基、ビチエニル基、スチリル基などを導入する手法を確立し、合成したπ電子系修飾シリコンナノシートの電子材料としての応用の可能性を検討したところ、光電変換材料として有機薄膜太陽電池に利用できる可能性が示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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