1. 前のページに戻る

国際比較から推進する児童虐待予防のための母子健康システムの基礎研究ーフィンランドと日本の比較分析からー

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 横山 美江  大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要児童虐待の発生が極めて少ない育児環境を有するフィンランドとの国際比較研究により、日本の育児環境の問題点と特徴を明らかにし、かつ虐待予防強化のための効果的な母子保健システムの開発を行うことを目標に本研究に取り組んだ。日本における3,000人規模の調査は終了した。しかし、フィンランドにおける育児環境の調査は、調査開始が遅れたため、現在も調査途上にある。調査終了後、比較分析を実施する予定である。一方、日本で実施した調査から、父親の虐待的子育ての実態に関する分析を行った。その結果、父親は母親に比べ、子どもに対し虐待的な対応を行う頻度は低いことが明らかとなった。虐待的子育て項目は、父親の「叩く」と母親の「叩く」の間に最も強い相関が認められた。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst