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低価格平面パッチクランプシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高橋 賢  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究はてんかんや不整脈などの治療薬開発に必要なイオンチャネル電流記録を行う平面パッチクランプ装置の開発を行った。既存の平面パッチクランプ装置は高価であるが、本研究はシリコーン樹脂を用いて平面電極を作成する方法の確立によりその低価格化に成功した。平面電極の性能の重要な指標であるギガオームシール率は、既存の製品を上回る37%を達成した。本研究装置は3種類の細胞からイオンチャネル電流の記録に成功した。さらにcell attach法のみならずperforated patchによる記録にも成功したことにより、本研究装置のアプリケーションの幅は飛躍的に拡大した。今後は企業との共同研究を開始し、製品化へと着実に進めていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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