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直径1mmカテーテル把持鉗子の一体構造設計と金属射出成型による高安全低コスト製作

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 野方 誠  立命館大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要内視鏡やカテーテルの治療で用いる細径把持鉗子の一体構造設計と金属射出成型による製作の融合により、分解による部品の体内残留のない一体構造設計と低コスト製作のディスポーザブル術具による治療の高安全をもたらすマイクロ把持鉗子の実現を目指した。金属射出成型で製作した試験片実験により金属粉末の粒子径や熱処理条件を探索し、把持開閉構造を3D-CADで詳細設計し、開閉把持の変形における応力解析を行った。その結果、開口部0.6mmの開閉の変形のために必要なワイヤ接合部16Nで、降伏応力を超える部分が発生した。そのため、Ti-Ni形状記憶合金材料をワイヤ放電にて加工製作した。ワイヤ張力3.6Nのときに、先端部が閉じ、除荷しても塑性変形なく元の形状に戻ることを確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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