研究責任者 |
大平 雅子 滋賀大学, 教育学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 独自に開発・改良した睡眠時唾液採取装置を用いることにより、メラトニンが主観的には無自覚であってもLED光の暴露に応じて分泌が変化すること、したがって体内において生理学的機能が影響を受けることが明らかになった。これは、光環境を制御することにより、良い入眠・起床を喚起させるという本課題の最終目標の基盤となる成果である。しかしながら、本課題では「色相・輝度環境を制御した光環境の検討」までは、到達することが出来なかった。今後は、色相や輝度等を調節したLED照明環境下における主観的な睡眠感評価及び心拍数や唾液バイオマーカーによる客観的な睡眠感評価の検討を実施して、更なる研究開発を進めていく。
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