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血管内皮を標的とする薬物送達システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 町田 幸子  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(食品総合研究所), その他
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要血管内皮機能障害は動脈硬化性疾患などの発症・進展につながるが、その機能障害は修復可能である。血管内皮特異的な薬物送達システムの開発を目指し、血管内皮上の酸化LDL受容体に作用し特異的に取り込まれる1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-[ホスホ-(1-グリセロール)]からなるリポソーム(DOPG-SUV)への薬剤封入法を検討した。その結果、脂溶性のCaチャンネルブロッカーであるアムロジピンをDOPG-SUVの内部に封入したDOPG-SUVは、より低濃度で血管拡張効果のある一酸化窒素の放出を促進することが示された。一方、水溶性のRho-kinase阻害剤であるファスジルを封入した場合には、顕著な効果は確認されなかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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