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糖尿病発症サルを用いたタミバロテンによるC型慢性肝炎治療効果の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 土谷 博之  京都薬科大学, 薬学部, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要日本人慢性C型肝炎(CH-C)患者の7割は、既存療法によるウィルス排除が困難なgenotype 1bのC型肝炎ウィルス感染者である。さらにこれらの患者では、インスリン抵抗性や肝鉄蓄積による酸化ストレスが既存療法の治療効果を抑制することが指摘されている。 申請者は、白血病治療薬として認可されている合成レチノイド、タミバロテンが、インスリン抵抗性と肝鉄蓄積を同時に改善する可能性をマウスで見出した。しかしCH-C患者への適応拡大へと技術移転する上で、より詳細な薬理効果の確認および種差の解決は必要不可欠である。 そこで本研究では、タミバロテンによるインスリン抵抗性改善作用ならびに肝鉄蓄積軽減作用について、糖尿病発症サルを用い探索・実証を行った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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