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スポット溶接内部構造解析用磁気非破壊検査装置の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 塚田 啓二  岡山大学, 自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要スポット溶接部の信頼性評価方法に用いる装置として磁気を用いた新たな非破壊検査装置の開発をおこなった。また、その応用として鋼板の2層構造のみならず3層鋼板の溶接部の評価もできるかを検証した。検査装置として、1対の磁気プローブでスポット溶接部を挟みこみ、磁場を透過させて計測する透過磁場計測方法と、表面から異なる磁場を照射させて深さ分布を計測する渦電流計測方法からなる2つの計測機能を持ち、平面スキャンニングできる装置を開発した。異なる溶接時間のスポット溶接試料を作成し、その違いを3次元画像化表示することが可能となった。また、接合強度評価用サンプルとして引張り試験とその相関を求めたところ、透過磁場計測法により0.95と高い相関係数を得ることができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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