柔軟発電デバイスを用いた風力エネルギー・ハーベスティング技術
研究責任者 |
陸田 秀実 広島大学, 大学院工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本申請は、申請者が開発した柔軟発電デバイスを用いて、新しいタイプの風力エネルギー発電方式を開発するものである。目標値は、1本のデバイス当たり平均発電量を0.5~1W/m2程度にすることである。本開発期間内において最大0.2W/m2(積層数2)の出力が確認された。また、構造解析および基礎実験結果より、積層数の増加、圧電素材間距離の拡大、最適弾性素材の選定による構造最適化を行えば、さらに発電量が2倍超となることが確認された。以上のことから、本課題の目標はほぼ達成されたと考えられる。今後の課題は、カットイン風速を1~2m/s程度にし、エネルギー回収効率をさらに向上させることである。
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