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測距センサーを利用した有害鳥獣の自動検出・威嚇システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 寛  長岡技術科学大学, 工学部 電気系, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要近年、日本国内における淡水魚の養殖産業は、カワウやカワサギといった鳥による捕食被害に悩まされており、その被害額は年間100 億円(2008 年時点)にも上っている。そこで本研究開発では、超音波測距センサーから取得した距離データの変化を基に、養殖場に飛来する有害鳥獣をリアルタイムに検出するセンシングデバイス、および、超音波測距センサーが有害鳥獣の接近を検知した時に自動的に威嚇できるように、センシングデバイスと威嚇装置(氷銃)との間の制御回路・制御アルゴリズムを設計・実装した。今後は、淡水魚の養殖場だけでなく、農業を含む様々な第一次産業における有害鳥獣対策にも適用できるように、様々なセンサーや威嚇装置を収容できるにシステムの拡張を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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