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スケールダウンされた環境水フェノール指標の測定装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 手嶋 紀雄  愛知工業大学, 工学部応用化学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、様々な夾雑物や懸濁物が含まれる排水試料に対応可能なフェノール類の小型蒸留装置を製作し、4-アミノアンチピリン法に基づくシーケンシャルインジェクション分析(SIA)法を用いて留出液中のフェノール類を定量する手法を開発した。フェノール標準溶液を本蒸留装置で蒸留後、留出液をSIAにより定量した結果、95~103%の回収率を得た。本蒸留装置による試料体積は最小で35 mLであり、JIS K 0102法の約1/7に低減された。各種の排水試料を本法により分析した結果は、同JIS法による結果と良く一致した。今後、蒸留/化学分析法によって測定されるふっ素化合物、シアン化合物への展開が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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