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培養細胞を用いたペルオキシソーム増殖剤の発がん性の短期評価法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 土田 成紀  弘前大学, 大学院医学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ペルオキシソーム増殖剤(以下PP)には産業上重要な化合物が多いが、長期投与によりラットでは肝がんを誘発することから、発がん性の迅速な評価方法が求められている。化学物質の安全性の評価は、世界的に動物個体を使用せず、培養細胞などにより行う方法に変化しつつある。しかし、PPでは動物個体を用いる方法しかなく、60‐90週間の長期投与を行っている。 本研究は、マクロファージ活性化のマーカー遺伝子を解明し、肝細胞とマクロファージを用いてPPの発がん性を2‐3日間の処理で評価できる方法を開発する。期間内に複数のマクロファージ活性化のマーカー遺伝子を見出し、短期評価法のマーカーとなる知見を得た。研究を継続し目標を達成する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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