ヘリウム使用量極低減化を可能にする極低温冷凍機のデザイン設計
  
  
  
 
  
  
   
    
    
    
    
      
        
      
      
        
          | 研究責任者 | 西村 克彦  富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 | 
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     | 研究期間 (年度) | 2012 – 2013 | 
    
    
    
    
    
    
    
    | 概要 | 申請者は、金属間化合物ErCr2Si2が低磁場において温度ヒステリシス及び磁場ヒステリシス無しに大きな磁気エントロピー変化を示すことを見いだし、本物質を磁気冷凍システムの磁性材料として利用するためのデザイン設計を行った。研究を通じて、ErCr2Si2が大きな磁気冷凍効果を有することがわかった。その性能を引き出すための磁気冷凍デバイスのデザイン設計が重要であることがわかった。磁気冷凍性能を引き出すためのデザイン設計のポイントは、1)試料自身の渦電流による発熱を抑制する、2)温度計や試料ホルダーによる熱リークを小さくする、3)試料と試料ホルダーの熱接触を良くする、ことであることがわかった。 | 
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