小型・低コストおむつ用排尿・排便検知センサーシステムの開発
研究責任者 |
田橋 正浩 中部大学, 工学研究科電気電子工学専攻, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 超小型かつ低コスト・低消費電力の排尿・排便検出システムの開発を行った。排尿・排便検出部には半導体式においセンサーを、データ送信および受信部にはbluetoothを、センサーおよび送信部への電源管理と信号制御には超低消費電力マイコンチップMSP430を採用した。システムの電源を最適な条件で制御することで、市販のボタン電池(CR2032:3V、電流容量220mAh)1つでシステムを3日以上稼働させることができた。その一方で、センサー部での消費電力、におい成分の検出濃度の限界などの問題点が課題として顕在化した。今後は、消費電力を極力抑えることが可能なセンサーを開発もしくは市場から見出す必要がある。
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