看護師・介護士の腰痛予防のための携帯型姿勢改善システムの開発
研究責任者 |
伊丹 君和 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 看護(介護)現場の腰痛は深刻で、腰痛対策は急務である。本研究課題では、「膝を曲げ上体の前傾を減少させた腰部負担の少ない看護動作」を習慣化して、看護師や介護士自らが腰痛を予防することを実現するシステムを開発した。システム主構成要素である携帯型姿勢改善装置は、常時、前傾姿勢角度を計測して、腰部負担が大きな姿勢をリアルタイムで警告できる。さらに、記録された前傾姿勢角度結果を「前傾姿勢可視化システム」に転送し、ビジュアル提示することにより、看護(介護)動作のさらなる改善を実現できる。今後は、社会的な要請の大きい「看護師・介護士の腰痛を予防するシステム」製品化のために企業との連携を強化していく
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