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相同組換えによるrpoB変異導入法の開発と核酸系抗生物質増産への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田村 隆  岡山大学, 大学院環境生命科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要核酸系抗生物質は社会的需要が高いにも関わらず、生産量が微量で工業生産が困難という理由で活用されていない。核酸系抗生物質の飛躍的増産を可能にするrpoB変異法を実施する上で、最後の技術的課題として残されていた「ゲノム上でrpoB遺伝子を改変する技術」を完成することができた。この内容は優先権出願して特許公開まで至った。これと並行して20通りの多重変異を導入するためのライブラリベクターも構築した。研究期間内にそのすべてを導入して検証することは出来なかったが、本発明の実施に必要とされるスキルはすべて確立できた。現在、増産効果の高いrpoB変異を探索しており、生物資源の眠れる宝である核酸系抗生物質の産業利用の扉が開かれる日が近いと期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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