画像の効率的な符号化を目指す次世代画像解析ソフトウェアに関する実装化技術の開発
研究責任者 |
廣林 茂樹 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 申請者が発明した極限的な周波数分解能を有する信号解析技術NHAを使って、画像符号化技術に組み込むためのソフトウェア技術を開発した。これまでの周波数分析法に比べ10万~100億倍以上の精度の向上があり、高速で従来法では可視化できない僅かな変化もとらえることができることがわかった。主として開発した組み込み技術は、画像信号を解析するための要素技術に過ぎないが、この解析時間はコーディングの全体時間中でも、8割以上と大きな時間を占めるため、実装化技術の実現に大きく前進した。また、本成果は多次元信号への応用も図れるため、画像符号化以外の医用機器精度向上にも利用でき、今後はMRIに代表される断層撮影技術への応用も検討する。
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