天然由来の光学活性体からなるらせん高分子を用いた高性能キラル材料の開発
研究責任者 |
飯田 拡基 名古屋大学, 工学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 入手容易な天然由来の光学活性有機分子であるアミノ酸やシンコナアルカロイド、リボフラビン(ビタミンB2)を、側鎖あるいは主鎖に導入した種々のらせん高分子やそれらの誘導体を合成した。得られた光学活性高分子やその誘導体の不斉触媒能や光学分割能について詳細に検討した結果、それらが高度な不斉選択性や不斉識別能を示すことを見出し、ユニークな高分子不斉触媒や光学分割材料として機能することを明らかにした。
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