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小動物用リポソームを用いた非侵襲点眼ワクチンの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡来 仁  大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科獣医学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要涙液中で安定性を持たせ涙道吸収能を示すリポソームを開発し、小動物医療の感染症予防において期待される点眼ワクチン用デリバリーシステムの確立を目的とした。その結果、涙液中での安定性と涙道吸収能を示す最適なリポソーム粒径ならびに脂質組成、さらに高い免疫誘導能を示すリポソーム粒径について明らかする事ができた。本研究の成果は、点眼ワクチン用デリバリーシステム確立のための涙道関連リンパ組織(TALT)への抗原デリバリーを可能にするリポソームを構築するという当初の目的を達成した。今後は、ワクチンの最適なアジュバントについて検討し、犬を用いた免疫誘導実験により実用化に向けたリポソーム点眼接種ワクチンの有用性について評価を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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