操作訓練を大幅に軽減し直感的操作を実現する多人数型音像移動パネルの開発
研究責任者 |
吉澤 壽夫 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 音の持つ振幅、周波数、時間分解能などのさまざまな表現要素を活用して、複数の人が同時に聴取できる、多彩な表現を可能にする音像移動パネルの試作を行った。特に、視覚障碍者が、日常的に培ってきた音源探索能力を活用し、装置の訓練の必要がなく直感的に使える音像移動に基づく情報提示パネルを開発した。評価実験においては、文字の書き順や、グラフの変化量など、連続的な微細な情報を伝えることができることがわかった。今後は、タブレット端末の小型化や、さらに自然な形で直感的に操作できるシステムに応用することを検討する予定である。
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