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試料固定化層一体型金属周期構造を持つバイオセンサーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小川 雄一  京都大学, 農学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、アレルゲン等の生体高分子や大腸菌などの微生物を高感度に計測できる新しいセンサの開発を目指し、試料固定化層を開口部に持つ金属周期センサの開発を行った。時間領域分光法により得た試料固定化層の物性を用いて電磁界解析を行った結果、金属周期構造の開口部に充填することで、表面に密着させる場合以上の感度が得られることが明らかとなった。また、実際に開口部に充填した多孔質体に抗体固定を行い、反応層一体型の金属周期構造を作製した。懸濁液中の大腸菌を定量した結果、菌数に応じた周波数特性のシフトが見られ、反応層の固定により感度の向上が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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