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原子間力顕微鏡法を用いたがん細胞診断自動解析法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡嶋 孝治  北海道大学, 大学院情報科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要がん細胞の診断において、その早期発見は極めて重要である。がん細胞を単一細胞レベルで診断する技術は、究極のがん細胞早期発見技術と言っても過言ではない。近年、正常細胞と比べて、がん細胞は、その硬さが異なることが分かってきた。そして、原子間力顕微鏡(AFM)法を用いて、個々の細胞の硬さを精密に測定することにより、従来のがん細胞診断法では識別が困難であったがん細胞を診断することが可能になってきた。このように。 AFMは、他の手法では診断が困難ながん細胞を、単一細胞レベルで力学的に精密に診断できる手法として期待されているが、未だ基礎研究領域からは脱していない。その大きな理由の1つとして、AFM装置の操作の煩雑性がある。本研究開発では、単一細胞の力学計測技術の自動化を達成し、単一細胞レベルで、多数のがん細胞のレオロジー計測に成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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