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抗菌性ポリリン酸と高強度うろこコラーゲンを活用した新しい歯槽骨再生デバイスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柏崎 晴彦  北海道大学, 大学院歯学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要歯槽骨(歯を支える骨)喪失による咀嚼機能の低下は、著しくQOLを損なうが、失われた歯槽骨を十分に回復させる生体材料は存在しない。歯槽骨は外力が加わりやすく、かつ細菌にさらされているため、高い耐荷重性と抗菌性を有する生体材料が求められている。これまで提案者らはテラピアのうろこから抽出したコラーゲンとアパタイトの複合化技術と架橋・高強度化技術により高強度人工骨を開発した。今回、この高強度人工骨に、抗菌性ポリリン酸を複合化することにより、黄色ブドウ球菌に対する抗菌性が向上することを見いだした。今後、臨床応用に最適な抗菌性と強度を有する生体材料の開発をめざす。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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