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筋活動電位に基づくリハビリ時の適正負荷決定に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 櫛田 大輔  鳥取大学, 大学院工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究課題は、筋力回復リハビリテーションにおける最適な負荷決定手法の確立を目指し、リハビリ患者の"筋疲労"を定量的に評価する仕組みの開発を目的としたものである。本課題では、筋活動電位(EMG)がもつ中央周波数の時間的変化と筋負荷の関係が一次近似で表現できることを見出し、その近似係数を個人毎に異なる疲労係数として定めた。また、EMGの周波数成分を筋繊維毎に分類することで筋繊維の使用割合を算出し、解糖系代謝と酸化系代謝の切り替わりから客観的な疲労の指標を見出すことができた。本課題の達成度は8割程度であり、今後は疲労係数と被験者の自己申告による主観的な"疲労感"との関連性を見出すことが課題である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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