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琵琶湖産真珠復活のためのイケチョウガイ集約的種苗生産手法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 幡野 真隆  滋賀県水産試験場, 栽培技術担当, 主査
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要イケチョウガイの種苗生産から当年秋までの初期育成において、生残率を向上させつつ、集約性を向上させた生産方式の開発を行った。また、採苗初期にイケチョウガイ幼生が寄生するために必要な魚として、ニジマスを用いた場合の好適な寄生条件の検討を行った。 その結果、育成時には湖水を目合0.2mmで簡易ろ過装置によりろ過処理して掛け流し飼育を行い、飼育容器の底砂には粒径0.3から0.5mmの細砂を用いることで生残率が最大40%まで向上した。また、浅い円形容器を飼育槽に用いた多段式の飼育装置を作成し育成試験を行った結果、従来の水槽を用いた育成よりも高密度で高成長が可能な育成が可能であった。ニジマスを用いた採苗では約40gの魚が最も寄生効率が高かった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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