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Cs2ZnCl4を用いた高計数率用シンチレータ材料開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 越水 正典  東北大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要高速シンチレータとしてのCs2ZnCl4結晶育成技術を開発した。1cm角以上の大きさの結晶育成に成功した。カーボンルツボの使用により、カチオン比率の制御に成功したものの、驚くべきことに、カチオン比率のシンチレーション特性への影響は非常に小さく、大幅に異なるカチオン比率の結晶においても、長寿命成分を5%以下に抑制することができた。一方、結晶育成後のアニール条件の選択では、真空アニールにより長寿命成分が顕著に増大することが明らかとなった。この現象は、原料粉末やCs2ZnCl4粉末中でのアニールにより回避することができ、再現性よく、長寿命成分を5%以下に抑制することに成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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