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衝撃波処理による沖縄県産月桃からの精油抽出の高効率化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 嶽本 あゆみ  沖縄工業高等専門学校, 生物資源工学科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要衝撃波がもたらす瞬間的な高圧負荷は、独自の破壊作用により細胞内外の物質の行き来を容易にし、機能成分の高効率抽出を可能とする。沖縄県に自生する月桃は抽出効率が低い一方で、その芳香成分や機能性が珍重されている。本研究では抽出効率が低い一方で芳香成分や機能性が珍重される沖縄県に自生する月桃に対し抽出効率の向上評価と品質評価を行い、高効率生産技術の実用化を目指した。本研究により、精油蒸留水(フローラルウォーター, Essential Oil Water Extract)の芳香成分について成分比の変化ならびに含有成分種数の増加が確認された。さらに水蒸気蒸留副産物溶液に、高い抗酸化活性と衝撃波による抗酸化活性増加の結果が得られた。特に後者について、新規の素材創出への展開が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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