無機有機複合コーティングによる超撥水性光触媒薄膜材料の開発
研究責任者 |
亀川 孝 大阪大学, 大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 二酸化チタン(TiO2)に代表される無機酸化物系の光触媒材料と構成単位により特性の大きく変化する有機高分子材料のナノレベルでの複合化を通し、『セルフクリーニング特性』と『撥水性・超撥水特性』を併せ持つ多機能集積型透明薄膜材料の設計と開発を行った。意匠性を損なわない透明コーティングのための技術開発や、太陽光・可視光の有効利用を視野に入れた材料設計と機能・特性の評価を中心に研究を推進した。ナノレベルでの無機有機複合化による機能性薄膜材料の設計指針を与えると共に、光エネルギーの有効利用を通し、セルフクリーニング特性を示す超撥水性光触媒薄膜材料としての優位性を明らかにした。
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