ジオポリマーを結合材とするポーラスコンクリートの新規開発とその応用
研究責任者 |
前川 明弘 三重県工業研究所, 三重県工業研究所, 主幹研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究では、地球温暖化の一因とされる炭酸ガスの排出量を低減するために、セメント代替材料としての利用が期待できるジオポリマーに着目し、それらを結合材として使用したポーラスコンクリートの各種特性について評価した。その結果、結合材の反応性やコンクリートの長さ変化など、今後、より詳細に検討すべき課題を明らかにするとともに、製品化で最も重要となる強度特性や透水性能などの機能については、セメントを結合材としたポーラスコンクリートと同程度の性能が得られることを確認した。また、実製品の型枠を使用することにより、小型ポーラスコンクリートブロック製品の試作を試み、実用化に期待が持てる製品を製造することができた。
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