研究責任者 |
鳥生 隆 大阪市立大学, 大学院工学研究科電子情報系専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究は、安全に安心して生活できる社会を実現すること目指し、監視カメラなどのセンサ情報を基にシステムが異常の有無を推論し、異常の可能性を監視員に知らせることで監視員の労力を軽減して支援するシステムを開発することを目的とした。このシステムは観測部、推論部、知識DB、会話部からなる。推論部はプロダクションシステムとして実現し、観測部ではカメラの振動など悪条件に耐え得る新たな人物検出・行動解析方法を開発した。また、知識DBでは、状況に応じて異常かそうでないかを判断するための知識を200個抽出し、会話部は観測部では認識出来ない部分を監視員に問い合わせる仕組みを開発した。これらの成果は特許3件、論文4件、学会発表8件などで公表している。
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