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ヒトiPS細胞由来xeno-free間葉系幹細胞作製技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 池谷 真  京都大学, iPS細胞研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究開発では、細胞移植治療に有用な間葉系幹細胞を、ヒトiPS細胞から、他の動物由来成分を含まない条件で分化誘導する技術の開発を目標とした。開発の結果、数種類の標準的ヒトiPS細胞株から血清不含の化学合成培地で、神経冠細胞を短期間(7日間)で高効率(50~90%)に誘導する方法の開発に成功した。また誘導された神経冠細胞を少なくとも20回以上継代する維持培養条件を見出した。さらに得られた神経冠細胞から血清不含培地を用いて間葉系幹細胞様細胞を誘導することに成功した。今後は真のxeno-free条件に移行するため、培地の各成分について検討を加え、細胞移植治療に応用可能な間葉系幹細胞の分化誘導技術の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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